「ゲシュタルトの祈り」
最近、ドイツの精神学者フレデリック・S・パールズ(1893~1970)が書いた「ゲシュタルトの祈り」を目にしました。
有名な詩のようですが、なぜか今まで目にすることがなかったのです。
この「ゲシュタルトの祈り」は、パールズが創設したゲシュタルト療法の思想を盛り込んだ詩で、彼はワークショップでこの詩を読み上げることを好んだといいます。
とても素敵な詩ですので、まだお読みになったことがない方にシェアしたいと思います。
日本語訳は、いろいろありますが、レインボーライトでしっくりするかたちにしてみました。
「ゲシュタルトの祈り」
わたしはわたしの人生を生き、あなたはあなたの人生を生きる。
わたしはあなたの期待にこたえるために生きているのではないし、あなたもわたしの期待にこたえるために生きているのではない。
私は私。あなたはあなた。
もし機会があって私たちが出会えれば素晴らしいけど、そうでなければ仕方がない。
「Gestalt Prayer 」
I do my thing and you do your thing.
I am not in this world to live up to your expectations,
And you are not in this world to live up to mine.
You are you, and I am I,
and if by chance we find each other, it’s beautiful.
If not, it can’t be helped.
